深見大和地域包括支援センターでは認知症カフェを『市場カフェ』として実施しています。
市場カフェのコンセプトは
①「食」を通じて地域の誰もが気軽にYMCAに集える場を地域とともに作る。
②認知症や障がい者、子育て中の方等ご本人とご家族を中心に、専門職・ボランティア・地域の皆さんが“参加”し一人ひとりにあった楽しみを見つけることが出来るような場を作る。
③認知症の方がそれぞれにあった活躍の場を作る。
という3つになります。
地域に開かれた場所になること、認知症の方だけではなく地域の誰もが集える場所となるようなカフェを目指し、このようなコンセプトになりました。
今回は地域の公共施設「ベテルギウス」の1階をお借りし、13:30から15:00までの1時間半という時間の中でゆっくり過ごせるカフェを行いました。
雰囲気としては昭和60年代をイメージした『おもいで喫茶』として、机の上に折り紙の飾りなどを置き見て楽しんで頂けるようにしました。
内容としては、まず時間に集まって頂きコグニサイズや口腔体操など体をほぐして頂くことから行いました。
その後、ゆっくりおしゃべりするスペースと手作業をするスペースに分かれ過ごして頂きました。
おしゃべりスペースでは、他の参加者の方に見て頂きたいと持ってきて頂いた絵を飾り、その絵を書いたときのお話などをして頂きました。
短い時間では有りましたが、「役に立つものを作れた」「とても楽しかった」と参加者の方々が喜んでくださりました。
準備段階から参加してくださっていたボランティアの方14名と参加者15名の方が来てくださいました。
今回、手作業スペースでは参加者同士がお互いに教え合う様子が見られました。
次回は12月からまた準備会を経てカフェ当日に向けて動いていく予定です。
その時にはまた、より良い市場カフェを作り上げていけるよう頑張りたいと思います。
深見大和地域包括支援センター 新倉