2018年6月23日土曜日

市場カフェについてご報告。

今回は、6月15日(金)に行われました2018年度第1回認知症カフェの様子についてご紹介させて頂きます。


深見大和地域包括支援センターでは認知症カフェを『市場カフェ』として実施しております。
市場カフェのコンセプトは
①「食」を通じて地域の誰もが気軽にYMCAに集える場を地域とともに作る。
②認知症や障がい者、子育て中の方等ご本人とご家族を中心に、専門職・ボランティア・地域の皆さんが“参加”し一人ひとりにあった楽しみを見つけることが出来るような場を作る。
③認知症の方がそれぞれにあった活躍の場を作る。
という3つになります。
地域に開かれた場所になること、認知症の方だけではなく地域の誰もが集える場所となるようなカフェを目指し、このようなコンセプトになりました。

内容としては、販売とカフェを行いました。

今回は季節柄雨を想定しておりましたが、当日雨が降る中の開催となりました。


販売ブースは1階のフロアを利用し、三陸物産のわかめや昆布、しいたけ煎餅等山の幸の他サイダーの販売をしました。


また、障がい者施設『麦の香』さんのパンの販売も合わせて行っていただきました。


さらに、近隣のグループホーム・小規模多機能施設『ヴィラ愛成』さんで作ってくださったサーターアンダギーと、藍染の袋や髪飾り等の販売を行いました。




カフェブースは2階で、昭和30年代をイメージした『おもいで喫茶』として、お茶とお茶請けに駄菓子をご用意しました。


周りや机の上には、懐かしい写真やポスター、羽子板やコマなどのおもちゃを飾りました。



1時間という短い時間ではありましたが、販売ブースでは麦の香のパンとヴィラ愛成のおかしは完売しました。
また、カフェブースはとても賑わい「昔の写真が見れて良かったわ」「色々な話ができたわ」と、喜んでくださいました。
最終的に外部からは34名の方が来てくださいました。

1時間の市場カフェの後は、参加してくださったボランティアの方々と反省会兼お茶会を行いました。

昨年度のカフェの反省を活かし、色々改善して実施致しました。
認知症の当事者の方に販売やカフェの手伝いをしていただいたり、地域の方が大勢集って下さったりして、ボランティアの方々に支えられていることを実感しました。
次回は8月からまた準備会を経てカフェ当日に向けて動いていく予定です。

その時にはまた、今回集まってくださった方々だけでなく、新しい仲間も増えているように頑張りたいと思います。

深見大和地域包括支援センター 新倉