2019年1月23日水曜日

介護者教室についてのご報告

今回は、深見大和地域包括支援センターにて行われました介護者教室についてご紹介致します。

平成31年1月16日水曜日の午後、2018年度第5回介護者教室が行われました。
各地域包括支援センターでは毎年介護者教室を開いています。この介護者教室は、在宅で介護をされている家族の方々を対象として、介護方法や介護予防、介護者の健康に関する知識や技術の習得を図るためのものです。
今年度の深見大和地域包括支援センターでは全6回を予定しており、第1回と第2回を介護方法について行い、第3回と第4回を在宅ケアについて行いました。

第5回目の今回は、『高齢者の運転について考える』をテーマに、講師をNPO法人高齢者安全運転支援研究会の、平塚喜之先生、並木靖幸先生にお願いしました。
先生方より「免許の返納は、運転という権利を取り上げてしまうことになるので、『どうやったら安全に長く運転を続けられるか』という視点で活動をしている」というお話があり、つい『返納』ばかりに視点がいってしまいがちだったのですが、車があることで生活できる地域の方や、家族の中で役割を持てる方もいるのだと気付かされました。



お話の中で特に重要だったことは、「加齢とともに身体能力は確実に低下していくこと」「運転技術だけが衰えない、変化しないことはありえないこと」の自覚が必要であるということでした。自分の運転能力を知り、対策をとっておくことで、より長く安全運転を続けられることに繋がるのだと思いました。
最後に、運転する前に体をほぐし、活性化させることでより安全な運転姿勢に近づくことができるという、『安全運転体操』を教えていただきました。

今回参加されたのは2名。運転経験の有無にかかわらず、運転者・歩行者どちらになっても気をつけなければいけないねという感想をいただきました。


次回は2月27日(水)13:30~15:30です。最終回のこの日は『聞いてみよう!後見人のお仕事』をテーマに行います。興味のある方は是非ご参加頂ければと思います。

                     深見大和地域包括支援センター 角和