2019年1月23日水曜日

YY井戸端倶楽部のご報告

今回は、1月17日木曜日に行われましたYY倶楽部という倶楽部活動についてご報告いたします。
地域にお住いの方々が自分たちの介護予防を考え平成28年10月から発足した活動で、地域包括支援センターでは介護予防の目的で行うコグニサイズの指導をさせていただいております。

まずは、お正月にのんびりとすごした体に気合を入れて、柔軟体操をします。その後、前日の介護者教室で教わった『安全運転体操』をご紹介させていただき、手先・足先まで血流を意識して動かしていきました。


                           

体が温まったあとは、コグニサイズです。
体を動かしながら計算などの課題を解くことで、認知症の予防に効果があると言われています。今回は、『足踏みをしながら順番に100から7を引いていく』課題のほか、安全運転体操の一環で教わった『地震・雷・火事・親父ゲーム』をしました。
難しい課題でしたが、失敗しても笑い飛ばせることが、コグニサイズにとっては大切なことです。


YY倶楽部は毎月第3木曜日に活動しています。
どなたでも参加出来ますので、気になる方は是非ご参加ください。

                     深見大和地域包括支援センター 角和




介護者教室についてのご報告

今回は、深見大和地域包括支援センターにて行われました介護者教室についてご紹介致します。

平成31年1月16日水曜日の午後、2018年度第5回介護者教室が行われました。
各地域包括支援センターでは毎年介護者教室を開いています。この介護者教室は、在宅で介護をされている家族の方々を対象として、介護方法や介護予防、介護者の健康に関する知識や技術の習得を図るためのものです。
今年度の深見大和地域包括支援センターでは全6回を予定しており、第1回と第2回を介護方法について行い、第3回と第4回を在宅ケアについて行いました。

第5回目の今回は、『高齢者の運転について考える』をテーマに、講師をNPO法人高齢者安全運転支援研究会の、平塚喜之先生、並木靖幸先生にお願いしました。
先生方より「免許の返納は、運転という権利を取り上げてしまうことになるので、『どうやったら安全に長く運転を続けられるか』という視点で活動をしている」というお話があり、つい『返納』ばかりに視点がいってしまいがちだったのですが、車があることで生活できる地域の方や、家族の中で役割を持てる方もいるのだと気付かされました。



お話の中で特に重要だったことは、「加齢とともに身体能力は確実に低下していくこと」「運転技術だけが衰えない、変化しないことはありえないこと」の自覚が必要であるということでした。自分の運転能力を知り、対策をとっておくことで、より長く安全運転を続けられることに繋がるのだと思いました。
最後に、運転する前に体をほぐし、活性化させることでより安全な運転姿勢に近づくことができるという、『安全運転体操』を教えていただきました。

今回参加されたのは2名。運転経験の有無にかかわらず、運転者・歩行者どちらになっても気をつけなければいけないねという感想をいただきました。


次回は2月27日(水)13:30~15:30です。最終回のこの日は『聞いてみよう!後見人のお仕事』をテーマに行います。興味のある方は是非ご参加頂ければと思います。

                     深見大和地域包括支援センター 角和