2016年8月30日火曜日

大和YMCAライフサポートセンター地域活動プログラム

やまと平和を祈る集い報告

大和YMCAライフサポートセンターでは、地域活動の一環として、827日(土)カトリック大和教会にて「やまと平和を祈る集い」を大和市内のキリスト教会と協働で実施いたしました。


「やまと平和を祈る集い」は、今年10回目を迎えます。今回は、早稲田大学名誉教授の木村利人先生をお迎えし、講演会を実施いたしました。木村利人先生は、多くの人々に愛唱されている「しあわせなら手をたたこう」の作詞者でもあります。



第一部は、カトリック大和教会司祭鈴木正夫先生によるミサ(礼拝)を行いました。

第二部は、木村利人先生による講演会です。講演題目として、「戦争・平和・いのちを考える~しあわせなら態度に示そうよ~」です。

フィリピンで行われた、YMCA国際ワークキャンプでは、日本の戦争による犠牲となったフィリピン人の青年との悲しみ、憎しみを超え、一緒にやっていく中での信頼関係が生まれ友情が育んでいくお話は、私たちがこれからアジアの国々との信頼関係を築いていく上で大変参考にあるお話でした。






最後に先生が、知ること、愛すること、和を広げること、世界に目を向けることが大切と、頭文字を取とり「しあわせ」とお話をされたことは、感銘を受けました。

 今回の講演会を受け、この学びをシェアし、日本が過去に犯したことを知り、世界に目を向けていくことを強く感じました。

「このような仕事は、大海の中の一滴に過ぎないものです。でもこの一滴を注がなくては、海の水は一滴分減るのです」とマザーテレサは言いましたが、平和への思いと活動を大和YMCAでは、地域の皆様と考え、一歩、一歩進んで参りたいと思います。



(大和YMCAライフサポートセンター 添谷 憲一)