2018年3月28日水曜日

輪和Waコンサート

3月17日(土)午後1時から、大和市保健福祉センターホールにて「輪和Waコンサート」を開催しました。



この活動は、障がい児・者と共に歩む社会の実現を目指してスタートし、今年で11回を迎えました。
クラシックコンサートというと堅苦しく、気軽に足を運ぶことができないイメージがありますが、「もっと自由に鑑賞したい」「障がいのある人もそうでない人もみんなで手を取り合って音楽を楽しめたら」、そんな思いの詰まった取り組みです。


箏や尺八などの和楽器を取り入れたプログラムは初めてです。
1部は、出演者全員で演奏するメンデルスゾーンの『歌のつばさに』からはじまり、絵本朗読と映像に箏の演奏を合わせた『めっきらもっきらどおんどん』。
そして、『さくらさくら』『ふるさと』は、トーンチャイムや手話を体験する参加型のプログラムでした。
2部は、箏や尺八、ピアノやソプラノのソロ曲が中心で、それぞれの楽器の音色や澄みきった歌声を堪能しました。




アンコールの『見上げてごらん夜の星を』では、250名を超える来場者ひとりひとりが隣の方と手を取り合って歌い、会場が一つの「輪」になりました。


実行委員に加え、ガールスカウトの皆さんや養護学校の教員の方々にボランティア協力をいただきました。
またロビーでは、地域の障がい者作業所「やまねっと」さんと「麦の香り」さんが物品販売と作業所のPRを行いました。


来場された皆様からは「和楽器とのコラボ、絵本朗読との融合が素晴らしかった」「もっとこのようなコンサートが増えたら」「とても良い取り組みなので、ぜひ続けて」など、たくさんの感想をいただきました。


“横浜YMCAインターナショナル・チャリティーラン”の支援金を受けて実施しています。
これからも100年続くことを目指して取り組みます。

大和YMCA「輪和Waコンサート」実行委員会