2017年11月21日火曜日

認知症カフェ(市場カフェ)についてご報告。

今回は、11月17日に行われました第2回目認知症カフェの様子についてご紹介させて頂きたいと思います。

 
大和深見地域包括支援センターでは認知症カフェを『市場カフェ』として実施致しました。
市場カフェのコンセプトは
①「食」を通じて地域の誰もが気軽にYMCAに集える場を地域とともに作る。
②認知症や障がい者、子育て中の方等ご本人とご家族を中心に、専門職・ボランティア・地域の皆さんが“参加”し一人ひとりにあった楽しみを見つけることが出来るような場を作る。
③認知症の方がそれぞれにあった活躍の場を作る。
という3つになります。
地域に開かれた場所になること、認知症の方だけではなく地域の誰もが集える場所となるようなカフェを目指し、このようなコンセプトになりました。

内容としては、食に関する物の販売とゆっくり過ごせるカフェを行いました。
販売ブースでは、三陸物産のわかめ・昆布等海の幸と醤油・しいたけ煎餅等山の幸を販売しました。
また、障がい者施設『麦の香り』さんのパン、近隣のグループホーム・小規模多機能施設『ヴィラ愛成』さんで作ってくださった塩豆大福、クッキー、サーターアンダギーの販売を行いました。

カフェブースでは、お茶とイチゴジャム入りのミニパンケーキをご用意しました。

また、オカリナ演奏者2名に来て頂き、音楽を楽しむ時間も作りました。

1時間という短い時間では有りましたが、販売ブースでは麦の香りのパンとヴィラ愛成のおかしは完売しました。
また、カフェブースは前回と同様とても賑わい、時間の最後には来てくださった皆さんで唄を歌って終わりました。
最終的に41名の地域の方々が来てくださいました。

1時間の市場カフェの後は、参加してくださったボランティアの方々と反省会兼お茶会を行いました。

前回からの反省点を活かし、色々改善はしたもののまだ反省する点はあります。
しかし認知症の当事者の方に販売やカフェの手伝いをしていただいたり、前回よりも地域の方大勢が集って下さったりして、皆さんに支えられていることを実感しました。
今年度にもう一度、市場カフェを行う予定です。詳細が決まりましたら随時ご案内をしてまいりますので、是非皆様ご参加ください。
その時にはまた、今回集まってくださった方々だけでなく、新しい仲間も増えているように頑張りたいと思います。

深見大和地域包括支援センター 新倉