2015年3月26日木曜日

地域と連携した避難訓練と防災訓練が行われました

3月22日に大和YMCAライフサポートセンターと地域が連携した避難訓練と防災訓練が行われました。

大和YMCAグループホームでは、地震や火災が発生した時に地域の方々と連携して利用者の避難誘導や身柄の確保を行っていただく協定を結んでいます。今回は、火災や地震などの災害が発生し3階と4階にお住まいの高齢者の方々が、1階へ避難するとの想定のもとで行われました。地域や子ども会の方々が避難してくる高齢者の方々を気遣いながら1階デイサービスルームへ誘導され、側に寄り添いながらお話をされ落ち着いて過ごせるようにされている姿が印象的でした。これは、図らずしもこの避難訓練が、認知症をお持ちの高齢者の方々と地域の方々の触れ合いの場となっているかのようでした。その視点で捉えればこの避難訓練は大成功でした。


また、地域の方々と連携した防災訓練は、日曜日で好天に恵まれ近隣住民、地区社協、民生委員、子ども会からおよそ70名の方々が集まり、大和市消防や消防団の方々から心肺蘇生や消火器、スタンドパイプの使い方を学びました。そのようななかで大和市消防ご自慢の起震車では、参加された皆さんが阪神淡路や東日本の大地震の模擬体験をし、その揺れの大きさに驚いていたのが印象的でした。特に東日本大震災の模擬体験では、とてつもない大きな揺れが収まったことへの安堵感から直後に津波を警戒することの難しさを実感することができました。



そして、今回実施された避難訓練と防災訓練では、大和YMCAライフサポートセンターの地域での役割の一端を地域住民の方々に知っていただく良い機会でもあったようです。
今後もますます地域の方々と連携し地域の方々が住みやすい場所となるための一端を担えるよう努めていきたいと思います


(大和YMCAライフサポートセンター 遠藤)